「御柱祭に関わる調査」を実施中
「信州伝統文化研究会」では、現在、「御柱祭に関わる調査」を実施しています。お手元に調査票が届きましたら、ぜひご協力をお願いします。
私たちは、7年目ごとに一度の周期で一千年以上にもわたって脈々と受け継がれてきた御柱祭が、それぞれの地域でどのように捉えられ、人々の間でどのように継承されていくのか、御柱祭の現状や継承の様子、その問題点などを総合的に検討しようとしています。
アンケートをお送りしたのは、2023年1月1日現在、岡谷市・諏訪市・茅野市・下諏訪町・富士見町・原村にお住まいの20歳~79歳までの方々で無作為に抽出した2,000人の方々です。
お忙しいところ恐縮ですが、同封したアンケートにあなたのご意見を記入していただき、3月20日(月)3月24日(金)までにご返送をお願いいたします。
皆様のご回答はすべてコンピューターによって統計的に処理されます。また、個人情報については、責任を持って厳重に管理いたします。
この調査は学術調査であり、他の用途(例えば商業的用途)に転用することは決してありません。本調査の結果は、一般向けの書籍や学術論文としてまとめ、書籍については、ご協力いただいた市町村の図書館に寄贈したいと考えております。また簡単なまとめにつきましては、このウェブサイトに掲載する予定です。
この調査の内容や実施方法などについて、不明な点やご質問がありましたら、「『御柱祭に関わる調査』へのご協力のお願い」(依頼状)に記しました辻または茅野の連絡先までお問い合わせください。
なお、個人情報管理等のため、本ウェブサイトに掲載しない情報があることをご了承ください。
「信州伝統文化研究会」とは
信州の伝統文化について、社会学や芸術学などから研究している研究者の集まりです。各地で人口減少などにともなって伝統文化の継承が難しくなってきているなかで、伝統文化が現代にどのように継承されてきているのか――継承の内容や手段、継承を担う人々など――に関心を持っています。
研究会のメンバーは、現在または過去に信州の大学に在籍していたり、信州にさまざまな縁があったりする研究者です。
よくある質問
Q: どうやって私の住所や氏名を知ったのですか?
A: 各市町村の市役所/町村役場に選挙人名簿の閲覧を申請し、学術調査であることなどの条件を満たしていることを確認していただき、閲覧を許可していただきました。選挙人名簿からは、くじ引きを引くようなやり方で無作為に調査対象者となる方を選ばせていただきました。
Q: 御柱祭に、私はあまり関わりを持っていません。そんな私ですが、回答してよいのでしょうか?
A: 御柱祭への関わり方やご意見は、皆さんそれぞれが違っていると思います。私たちは、そのような多様な関わり方やご意見を広く伺いたいと思っています。大いに関わっている方もほとんど関わらない方も、ポジティブなご意見もネガティブなご意見も、是非お寄せください。
なお、回答は匿名ですし、個人を特定することもありませんから、安心してご回答ください。
メンバー
- 本調査 研究代表
辻 竜平(近畿大学 総合社会学部 教授、元信州大学 人文学部 社会学分野 教授) - 本調査 調査実施、信州拠点
茅野恒秀(信州大学 人文学部 文化情報論・社会学コース 准教授) - 研究会メンバー
濱崎友絵(信州大学 人文学部 哲学・芸術論コース 准教授)
相澤真一(上智大学 総合人間科学部 教育学科 准教授)
作成日:1/31/23
最終更新日:3/19/23