「ThinkVision M14で画面が映らない」への対応法

サブモニターのLenovo ThinkVision M14を購入したのだけど,接続することを考えていたPCに接続しようとしたら,全く映らなかった.
よくよく見てみると,PC側のUSB Type-Cの端子がSuper Speed (SS)の対応のみとなっていて,これだとM14が要求する規格の水準に合わず,映らないことがわかったのだった.
考えたのが,PC側の他の端子から変換コードか何かを用いて接続するということだった.可能性があるのは,USB 3.0の端子とHDMIの端子だった.
USB 3.0の端子に手元にあった変換ケーブルを使ってつないでみたが,やはりダメ.M14の付属ケーブルが,両端がUSB Type-Cのケーブルだったので,まあ,無理なのかなという感じだった.
では,HDMIはどうか.考えてみると,HDMIからは電源供給がなされないので,電源をPC側から取ることになっているわけで,HDMIも無理かと思われた.実際,PC側がUSB Type-Cで,モニター側がHDMIという変換ケーブルは,いろんなメーカーが出しているが,その逆というのはなさそうだった.
しかし,よく探してみると,あったのだ.
Amazonで,「Club 3D HDMI Male オス to USB Type C Female メス アクティブ アダプタ USB給電付き 4K@60Hz (CAC-1332)」というのを見つけた.しかし,「現在在庫切れ」となっていてめどが立たない.
というわけで,海外サイトを探ってみると,Grooves.landというドイツのサイトで扱っていることがわかり,一か八かで取り寄せてみることにした.金額は,€42.89.このサイト,ある程度の金額以上のものを買うと,どういうわけかShipping Freeで,EU域内のみならず,日本宛でも送料がかからない.これもそうだった.
待つこと2週間ほど.ようやく到着して,早速試したところ….
よっしゃ,映った! ということで,一件落着.

そして喜び勇んで授業に持って行ったのだが,あ,HDMI端子がPCに1つしかない.M14に映すと,教室でパワーポイントが使えないのだ orz
というわけで,HDMIのスプリッターがいりそうだ.いやしかし,そんなにいろんなコードをつなげまくるのは煩わしいな.ということで,再び振り出しに戻った感じになってしまった.やれやれである.
しかし,M14をサブモニターとして出張の携帯に使うといったやり方であれば,これでよいし,よしとした方がよいとも思う.